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国立天文台に行ってきましたよ!

突然ですが、宇宙には上下左右がありません。

例えば地球、と検索するとこのような画像が出てきますが、

これも北極と南極を人間が決めたからこの向きなのであって、概念の違う宇宙人から見たら真横になるかもしれません。

世界地図も同様で、日本で目にする世界地図はこのようになっていると思います。

これも結局、日本人が自分たちを中心に作ったからこのレイアウトなだけなんです。海外で世界地図を見ると、それぞれ自国が中心のものをみることができます。

話は戻りますが、宇宙には上下左右がありません。

そこで活躍するのが、全天球写真。これから来る宇宙時代にも、360度の写真があれば迷うことはありません。

そんなわけで国立天文台に行ってきました。

 

■国立天文台とは

国立天文台は、世界最先端の観測施設を擁する日本の天文学のナショナルセンターです。大学共同利用機関として全国の研究者の共同利用を進めるとともに、共同研究を含む観測・研究・開発を広く推進し、また国際協力の窓口として、天文学および関連分野の発展のために活動しています(公式HPより)

なお、見学するのに費用はかかりません。無料で見学できます。

まずはこちら、赤道儀室。とても可愛らしい建物ですが、国の有形文化財に指定されています。

赤道儀とは?

簡単に言うと、「太陽の動きを追いかけて観測するもの」です。

中に入るとまず目を奪われるのがこれ。

研究員のお兄さんがいて丁寧にこの機械の説明をしてくれます。

この機械で太陽を追いかけて、

こういった板に太陽を投射して、黒点の位置などを記録するわけです。

ちなみにこの機械、電気は一切使いません。

重錘時計駆動赤道儀という方式(ガバナー式)で、重力を動力にして駆動しています。

研究にはもう使用されていないとのことですが、1938年から現在も、動き続けています。

敷地内は三鷹という立地もあり、非常に緑豊かで歩くのが気持ちいいです。

続いてこちら。天文台歴史館です。

この天体望遠鏡は光景65センチメートル。1998年にその役目を終え、今はもう動きませんがその大きさには圧倒されます。

他にもこういった昔の手動の計算機が展示されていたり、

ちょっと朽ちた感じの建物が並んでいたり、無料とは思えない充実ぶりです。

そんな中でも一番テンション上がったのがこれです。

超特大百葉箱。

普通の百葉箱はこんな感じですが、5倍くらいの大きさがあります。 だからどうしたという感じですが。

というよりも、この記事を書いていて参考画像を探していたのですが、Amazonで百葉箱が売られているほうが驚きました。

 

おまけ

深大寺が近かったので、水木しげる先生を偲ぶべくちょっと寄ってみました。

さっそく出迎えてくれた鬼太郎とねずみ男。

ここにある鬼太郎茶屋でソフトクリームを頼んでみたら、

スプーンが一反木綿でした。

なかなか安上がりなお出かけでした。

週末などに是非。


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