Googleマップに自分のお店を載せたほうがいい5つの理由

自分のお店を開業した後、どんなオーナーも一番苦労するのが「遠方からの集客」。
近隣のお客様は呼び込みやチラシで集客できても、遠方のお客様はそうはいきません。
飲食店であれば食べログやぐるなび、美容であればホットペッパーなど、集客を行うポータルサイトは巷にあふれていますが、どれも相応の費用がかかり、二の足を踏んでいるオーナーも多いと思います。
Googleが提供する「Googleマップ」には、「Googleマイビジネス」というマップに看板を設置するようなサービスがあり、これは店舗オーナーであればだれでも無料で利用可能。
「しないよりはしたほうがいい」というレベルではなく、「絶対に登録したほうがいい」もの。
以下、その理由と効果です。ぜひ参考にしていただければ。
1.スマホユーザーの4割はGoogleマップを使用
PCでの地図利用は60%
スマホでの地図利用は40%
紙での地図利用は26%
地図制作会社のゼンリンが2015年に調査した結果によると、1年のうちになんらかの地図を利用した人は90%近くに及び、そのうちの60%がPCで地図を利用、40%はスマホを利用したとの結果が出ました。
紙媒体は26%まで落ち込んでおり、主流になりつつあるのがスマホでの地図利用です(ダブルカウント有)。
特に若い世代ではスマホで地図を見ることはすでに常識となっていて、目的地へ向かうために利用するのはもちろんのこと、各施設を検索するにもウェブブラウザではなくマップアプリを利用する方向へと進んでいます。

2.Google検索結果に店名が表示される
例えばGoogleで「池袋 居酒屋」で検索した場合、下記のようにGoogleマップに表示されます。

この下にオーガニック検索結果(通常の検索結果)が表示されますが、Googleマップに登録をしておくと、ここに表示される可能性が高くなります。逆にいえば、登録していない限り、ここに表示されることはありません。
SEOの観点からも、登録は必須なことがお分かりいただけるかと思います。
3.店舗の詳細情報が検索結果に表示される
さらに、「店名検索」をした際には、このように表示されます。

神楽坂にある「今彩」というお店を検索した結果ですが、検索結果右側に出ているのがGoogleマップに掲載しているのと同じ情報です。
店舗の情報がわかっている場合は、正直言ってこの情報だけで事足りるほどの情報量が掲載されているため、他のリンクを開く必要もないくらいです。
4.シェアが簡単にできる
これはGoogleに限ったことではありませんが、最近のWebサービスは「シェア」が簡単にできるようになっています。

上記はGoogleマップで店名検索をした結果ですが、赤枠で囲ってある部分をクリックすると、短縮URLやHTMLコードを簡単に吐き出すことができるようになっています。
短縮URLとは、
https://goo.gl/maps/5Fo6daPMRo22
のように短く変換されたURLだ。
また、スマートフォン上で閲覧している場合はメールなどで位置情報を簡単に送ることが可能です。
車で移動しているときに最寄りのガソリンスタンドを検索したり、お金を下すためにコンビニを検索したり、といった使い方もできます。
5.店内をストリートビューで見ることができる
これは無料のサービスではなく、Googleから認定を受けたパートナーが有料で撮影し公開されるものですが、店内版のGoogleストリートビューを見ることができます。
このメリット・デメリットについては後日別途記事を掲載しますが、訪問前に店舗内を見ることができる、というメリットは非常に大きくなっています。
なおこのストリートビューは過去「おみせフォト」、「インドアビュー」と呼ばれていましたが、現在はストリートビューで統一されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Googleマップへ店舗情報を掲載しないことは、一昔前で言えばタウンページに店舗情報を掲載しないのと同じくらい、不利益なことがお分かりいただけたかと思います。
弊社では、ストリートビューの撮影・公開と、Googleマイビジネスの掲載支援も行っていますので、是非利用を検討していただければと思います。